こんにちは。
WEBマーケッターのツノダヒカルです。
効果的なコピーライティングをしたい!と思っているあなたは、きっとこれまでにも「スワイプファイル」を色々と集める努力をしてきたのではないでしょうか?
しかし本当のところ、「スワイプファイルを集めるのが大切」という、情報だけでむやみやたらと情報を収集して、せっかく集めたスワイプファイルが「宝の持ち腐れ」になっているのでは!?
また、スワイプファイルを集めたいけど集め方が分からなく困っているのではないですか?
今回の記事では、コピーライティングに、「本当に役立つ」スワイプのファイルの集め方と、その活用法をお伝えしていきます!!
この記事を読み終わる頃には、きっとあなたの集めてきたスワイプファイルが、「宝の山」に変わるはずですよ♪
目次
そもそも、スワイプファイルとは?
あなたはこれまでに、コピーライティングについてある程度の情報収集をしてきているはずなので、スワイプファイルについてもきっと基本的な知識はありますよね?
けれどもその知識が現状効果的な、コピーライティング作成に生かし切れていないとしたら……?
それはきっと、スワイプファイルそのものの認識が少し誤っている可能性も……( ;∀;)
ここではまず、しっかりと成果を上げるためのコピーライティング作成に使える「正しい」スワイプファイルについておさらいをします。
そもそもスワイプファイルの「スワイプ」とは、アルファベットで書くと「swipe」で、名詞で「強打・猛打」を表し、動詞だと「(~を)強打する」というような意味。
こうした「元々の言葉の意味」を受けて、セールス・広告業界では「スワイプファイル」というのは、「すでに結果を出している=市場にヒットしたコピーライティング」を集めたものを指すんですね。
スワイプファイルについて記載されている多くのサイトでは、スワイプファイルについて「コピーライティングに使える素材を集めたもの」
という紹介がされています……が、それだけでは「本当に使える」スワイプファイルとは言えません!!
有名なコピーライターは商品のキャッチフレーズやキャッチコピーについて、本当に斬新できらめく様な言葉を生み出しますよね。
ただこうした売れっ子コピーライターであっても、実はゼロからコピーライティングをしていることはほぼ皆無( ゚Д゚)
売れっ子になればなるほど、必ずや「使える&充実した」スワイプファイルを持っています!!
先ほどスワイプ(swipe)という言葉の元々の意味についてお話をしましたが、この言葉のもつ「強打」という意味は、スワイプファイルを集めるにあたって本当に大切な要素となります。
人の目を引くコピーライティングには、そのベースに「人の目を引いた」コピーライティングがたくさん使われているのです!!!!
つまり現在市場で見かけるヒットしているコピーライティング・人の心に強打を放ったコピーライティングの裏には優れたコピーライトを、集めたスワイプファイルが存在しているということ……!
強打を打てるコピーライティングをするには、強打を打った経験のあるコピーライトを、集めたスワイプファイルがなければいけないのです。
ただ無暗にどんなにたくさんの素材を集めても、その素材で人の心を振り向かせるコピーライティングができなければ、集めたスワイプファイルに意味はありません。
スワイプファイルとは、ただ「コピーライトに仕える素材を集めたファイル」ではなく、「強打経験のあるコピーライト素材を集めたファイル」ということを忘れないようにしましょう♪
スワイプファイルの参考となるセールスレター実例
ここでは、肝心なスワイプファイルを集める前にツノダがおすすめするセールスレターを紹介します。
これを参考にスワイプファイルを集めて記事やセールスレターなど活用して欲しいと思います。
おすすめな実例①
Catch the Web Asia Sdn Bhdのセールスレターはスワイプファイルにするための参考例になるため一番目にさせて頂きました。
非常に長いレターではありますが、QUESTフォーミュラの法則を使って書かれており構成を真似るだけなので、どんな感じに流れているのかを知ることでセールスレターを書くときに役に立ちます。
おすすめな実例②
会社名:株式会社ファンケル
無添加ホワイトニング 透明美白1ヵ月集中キット
有名会社のセールスレターですが、化粧品のスワイプファイルを集めるならおすすめです。
このセールスレターはPASONAの法則で書かれており、少し煽りが含まれているところが特徴ですね。
今は、新・PASONAの法則で書かれているセールスレターが増えてまして煽りの部分が無くなり共感に変更されてます。
おすすめな実例③
会社名:記事作成のオリオール
記事作成代行業者のセールスレターで短めで分かりやすく初心者の方ならスワイプファイルにするときに参考にしやすいセールスレターと言えます。
他にも、もっとおすすめのセールスレターをご紹介したいところですが、3つのまでにします。
役に立つスワイプファイルの集め方
まず、始めにスワイプファイルを集めることが出来る場所を教えますね。
- ランディングページ
- 記事
- ホームページ
- SNS(Facebook・Twitterなど)
- メルマガ
- 街頭広告
- チラシ
- 新聞
- 名刺
- ホームページ
- ブログ
- YouTube
- 会話
こんなところから、スワイプファイルを集めることができるんですよね~。
先の項目でスワイプファイルとは、「強打経験のあるコピーライト素材を集めたファイル」ということをお伝えしました。ということは、役に立つスワイプファイルを集めるには、無暗やたらに広告素材・コピーライト素材を集めても意味がないわけです。
成果の上がっていないコピーライティング素材なんて集めても、はっきり言って保存容量の無駄!!では、「使える・役立つ」スワイプファイルを集めるためにはどうすれば良いのでしょうか……?
あなたがスワイプファイルを作ることに慣れていないのであれば、まずはあなたが売りたいと思っている商品に関する「ヒット情報」を集めるのが良いですね。
例えばボールペンを売りたいとして、価格も性能も同じようなボールペンでも、売れているものとそうでないものってありますよね。この場合だともちろん売れている方のコピーライトを素材として収集するのが正解。
ただもしまだ売りたいものの具体的な姿がないとか、もっと漠然としたものをPRしたいといのであれば、とにかく最初は「目についた」素材を
「ひとまず」取っておくのが吉。しかしこれは「吉」であって「ベスト」ではありません。
というのも、目についた広告などの素材は、目を引くということに使えるだけという場合があるからです。
「一目見た時に」人の目を引くポイントには、文字の大きさだとか色合いが大きく影響するので、内容ではなくそうしたアウトラインで目を引いたものは、同じスワイプファイルとして集めても、中のフォルダは分けておいた方がわかりやすい( ゚Д゚ノノ゙☆パチパチ
例えば内容に心が動いたものは「ワード」、色合いなどが目立ったものは「カラー」としてフォルダを分けておけば、自分自身がコピーライティングをする時に、目的をもったフォルダ検索ができるので便利です。
スワイプファイルを集めるにあたり、手っ取り早く集められるのはポスティングされたセールスレターですが、これも全て集めていてはキリがないので、2~3日集めておいてその中から目を引いたものだけを、ピックアップしてファイリングすることをおすすめします。
この時、特段目は引かなかったけれど、特殊なフォントが使われているというものがあれば、そうしたものはファイリングしておいても使える場合がありますよ。
紙媒体の素材を集める時は、できるだけデジタル化して保存しておくと、その後の作業にも便利ですから、できればスキャンしてPDF化しておくと良いですね♪
こうした「目で感じる」コピーライト以外にも、文章や言い回しにおけるスワイプファイルを集めたい時は、「売れている・購読者の多い」メールマガジンを保存しておくと良いでしょう。
会話と書きましたが、分かりやすく説明すると「ジャパネットたかた」をテレビで見たことがあると思います。物を売るときに必要なセールストークを「ジャパネットたかた」で学ぶことが出来るのです。
既にセールストークで上手くいっている人の話し方の流れを文章にすることで成約されやすいセールスレターを作ることが出来るんですね。
雑誌の人気コラムやWebの人気コラムや人気ブログを参考にするのもおすすめ♪♪
web記事の場合はスクリーンショットなどで画像データとして残しておくと、そのブログが閉鎖されてもスワイプファイルは残るので便利です。
今はアナログでファイルを残すよりもデジタルで記録するのが主流ですので、街で見かけた気になる広告もチラシも、写真などの画像データとして残しておくと、「使える」スワイプファイルが作っていけるでしょう。
こうしてあなたのスワイプファイルに宝となる素材がたくさん集まったら、いよいよその素材を使って「成功する」コピーライティングをすることになります。
では成功するコピーライト作成のためには、スワイプファイルをどのように活用していけば良いのでしょうか??
成約されやすいスワイプファイルの活用方法
あなたが日々地道に集めたスワイプファイルも、使いこなせなければ成功にはつながりませんね。では成功するスワイプファイル活用法とは、どのようなものなのでしょうか?
まずは集めた素材を使いこなすために、日々しておけるちょっとしたポイントをお伝えします。……それは「整理整頓」。
前述でも少し触れているのですが、スワイプファイルに集めた素材を全部ゴチャゴチャ入れてしまうと、それはいざ使う段になって、
「全く使えない/使う気にならない」スワイプファイルになってしまいます。
このためスワイプファイルは、
- ワード(言葉)
- 文章
- 街の広告
- DM
- メルマガ
- 名刺
- ホームページ
- ブログ
- YouTube
などで、フォルダ分けをしておくのが良いでしょう。
このフォルダ分けは人によって自分が使いやすいようにすれば良くて、いくつかの具体的な商品を取り扱っている場合は、「鉛筆・ボールペン・シャーペン」というように商品ごとに素材を分けても◎。
こうしておくことで使いたい素材を的確に探せるので、コピーライティングをする際の時間も大切にできますよ♪
次に、これはスワイプファイルを利用して、コピーライティングをする場合にとても大切なことなのですが、いくら魅力的で素晴らしい素材でも、スワイプファイルとして集めた素材を「丸パクリ」してはいけません。
スワイプファイルに集めた素材は、あくまで「エッセンス」を利用するものであって、コピペしたり全部そっくりパクッていいものではありません。
では具体的にはどのようにすれば、エッセンスを抽出して素材を生かしたコピーライティングを、することができるのでしょうか?”(-“”-)”
ここからは具体例を挙げつつ、スワイプファイルの活用法を解説していきますね!
今回はわかりやすく「ダイエット商品についてのコピーライティングをする」という目的でご説明していきます。
①ダイエット商品に関わらず売れている健康関連・美容関連商品の広告から、気になる文章をピックアップする
ピックアップ 1)「夏までに痩せたい!そんな人におすすめする○○○○!」
ピックアップ 2)「あのモデルも愛用中!お肌プルプルの秘訣は△△△、あなたも試してみた?」
ピックアップ 3)「□□□って知ってる?使った人の満足度がスゴイ!!」
②ピックアップした文章を分析する文章をピックアップしてきたら、次はこの3つの共通点を探り分析しましょう。
ここでは全ての文章に商品名が入っているとわかるので、自分のコピーライトにも商品名を入れることにします。さらに「!」などを使って強調してあったり、チラシを見る人に問いかけをしていることが多いので、そのエッセンスも使いましょう。
また上の3つであれば、最初に短文で目的や注目されるような事実(モデルが使っているなど)を書いているので、そうしたことも参考にします。
他に文字数や、どこに商品名が入っていることが多いかなども分析するとより、簡単に自分自身でコピーライティングが作れるようになります。
③ベースとなる素材をもとにコピーライティングをする自分自身がおすすめしたいこと、強調したいことを単語として挙げて、その単語を素材となる文章を参考につなげていきます。
→強調したいこと:商品名「☆☆☆」、ダイエット効果が期待できる、芸能人も愛用者がいる、初回購入特典がある
→文章を組み立てる:芸能人も愛用!!☆☆☆で簡単ダイエット!?初回特典つき♪
こうした流れでコピーライティングをしていくと文章や短文の場合は簡単に、「成果の上がる」コピーライティングが作れるというわけです。もし何も参考にしなければ言いたいことを羅列するだけとなったり、詰め込み過ぎで目が滑るようなコピーライティングになることも。
何も参考にせず、自分の言いたいことだけを詰め込むと、「ダイエット効果も期待できて芸能人も愛用中の☆☆☆が初回特典つきでお得」というような感じになるでしょうか。
確かにこれでも伝わるのですが、パッと目につくとか、読んだ人に、「何だろう!?」と思ってもらえるインパクトは少ない感じがしませんか?
せっかく集めた素材ですから、腕によりをかけて素晴らしい料理にして世の中に出したいですよね♪♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
何も知らないとコピーライティングはゼロから、「売れる言葉」や「ヒットする広告」を生み出しているように思えます。
しかし今回ここでご紹介してきたように、ヒットするコピーライティングの根底には、「ヒットした」コピーライティングの素材が使わているんですね!!
物事は「まずは模倣ありき」とも言われますが、自分が思うような成果を上げられるコピーライティングをするためには、先人の知恵が詰まったスワイプファイルを使うのが大切。
たくさんの「売れている」コピーライトを集め、参考にしてあなたがアピールしたいものに対して衆目を集めましょう!!
では素晴らしい成果を上げていくために、まずはスワイプファイルに、「本当に使える」素材をじゃんじゃん集めていってくださいね♪